失敗メモ【】編

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<吹き抜け>

吹き抜けの照明の交換どうするの?

自分で交換できないので、業者にお願いしなきゃいけないのだ

5m以上ある吹き抜けの場合、専門の業者に来てもらわないと、電球の交換もできません。シーリングファンの取り付けも同様です。

天井の照明は、故障するまで交換が要らないLEDシーリングライトにしたり、2階から交換できる場所にするなど、設計で工夫したほうがいいですね。


リビング吹き抜けにして、その上にロフト?

通常の吹き抜けでは、2階の天井までの吹き抜け空間となります。その場合、天井の高さが高くなりすぎるので、天井にファンなどを設置することが難しくなります。またリビングの吹き抜けにすると、上の空間が使えなくなってしまいます。ちょっともったいないですね。

そんなときは、中間的な吹き抜けというアイディアがあります。

吹き抜けの上は、2Fのロフトとして利用することで、空間を有効に利用できます。


シーリングファン(プロペラ)をつける場合、天井の裏地補強が必要?

ぶんぶん回るプロペラなので、照明と同じ強度だと、突然落ちゃうのだ!!

吹き抜けにシーリングファンを後付けする場合は、建築会社にシーリングファンをつけることを言っておき、あらかじめ施工の段階からシーリングファンが取り付けられるように補強をしておいてもらいます。そうしないと、突然、シーリングファンがぐらぐらし始めたり、落下したりすることもあります。

 


<ロフト・小屋裏収納・中二階>

高さ1.4mまでの空間は特殊な空間?

高さ1.4mまでという高さの空間は、空いた余剰空間を活用した収納扱いになり、延床面積に該当されません(造りによっては、床面積に算入される場合もあります)。例えば、屋根裏などを活用した小屋裏収納などです。

これは、あくまでも「余剰空間」を活用する空間という考えで、出入りの方法にルールがあります。例えば固定階段はNG、フロアの同じ床で横から入るのはNGなどです。これが厄介なことに、市区町村によって異なるので、設計士と相談しておく必要があります。無理やり高さ1.4mまでの空間を設計した場合、余剰空間とみなされない場合があります。


ロフト・小屋裏収納への固定階段、あり?なし?

地域によって、固定階段の設置が認められているのだ。

住宅の地域(市区町村)によって、小屋裏収納に固定階段をつけてよいかどうかが、かわかってきます。

ちなみに、固定階段をつけると小屋裏収納とみなされなくなり、部屋としてみなされる=固定資産税の対象となる地域が多くあります。


中二階の収納空間に注意!

二階が遠くて、大変だ・・・

1階と2階中二階がある家が流行っています。中二階があると、1階から2階までの距離が遠くなります。その分、みんな二階にあがることを敬遠しはじめます。中二階も天井が低く(1.4m)結局倉庫となります。そうなると、中二階、2階ともみんなが敬遠するようになてしまいます。

また、老後の生活では、階段が長く、全く2階へ行かなくなってしまうこともあります。


柱の長さが"規格外サイズ"になる家の高さに注意

家の高さが高くなると、柱の費用も上がってしまうのだ!

現在の2階建ての木造住宅は、おおむね天井高2.4〜2.5mで設計されています。そのため、使用する柱の長さもそれに合わせた規格になっています。例えば、天井高を上げる、中二階にする、屋根の形状をかえるなどをすると、柱の継ぎ等が発生して、コストのアップとなります。また、若干強度への影響もあります。

イラスト:素材good(https://sozai-good.com)