奈良県には、名水を取水して持ち帰れることができる場所があります。コーヒーをこの水で入れるとまろやかな味になります。
本ページでは、駐車場や専用取水口などが用意されている名水スポットをご紹介します。
こららは取水しやすくお勧めです。でも、くれぐれもマナーは守ってくださいね!
このページをご覧になる人には、そんな人はいないとは思いますが、例えば、動物を給水場に連れてくる(風で毛が飛ぶ、蛇口で水を飲ませる ・近くで糞尿などは厳禁)、給水しているすぐ横でタバコを吸う(周りの人に迷惑です。臭いも つきます)、エンジンをかけっぱなしにする(排気ガス)などはNGです。禁止の注意書きがあるところもありますが、 注意書きがなくても、飲料に使う水を汲むという場所の特性上、衛生や臭い、排ガスなど、普段の場所よりも更に一段と周囲に配慮しましょう。
湧き水 は基本的にろ過や滅菌の処理がされていません。条件が整うと数日でカビが発生します(目に見えなくても発生しています)。処理されている水道水とは違うので注意が必要です。大自然なので小さな動物や虫の卵などが入っている可能性もあります。飲む際は沸かしてから飲むことをお勧めします。 塩素なども入っていないので、もちろん長期保存には向きません。数日以内に飲み切るようにした方がいいでしょう。
「ごろごろ水」と言います。近畿の屋根といわれる紀伊山地の大峰山・大台ケ原に降った雨が湧き出てきたおいしい水です。
この水は炭酸カルシウム型の軟水です。コーヒーを入れると、なんともまろやかな優しいコーヒーができます。
はるばる大阪や京都から水を汲みに来る人がいるぐらい、魅力的な名水です。
ここは、大規模な駐車場が完備されており、取水も簡単にできるように蛇口が設置されているます。
料金は、駐車場の入り口で500円を支払います。ここには茶屋もあり、長旅で一服もできます。
パイプが張り巡らされていて、多くの蛇口が用意されています。口は下を向いており、採水しやすい形状になっています。
また駐車スペースと採水用蛇口がセットになっているので、汲んだ水をすぐに車のトランクに入れることもできます。
横には喫茶店もあります。ここでおいしいコーヒーでも飲んで一服ですね。
奈良県でも吉野の山奥の秘境と言われる洞川温泉郷へのドライブも楽しみです。京奈和自動車道の五條北ICで降りてから1時間30分程度の山道のドライブを楽しみましょう。
国道309号線で天川村・洞川へ向かう場合、途中、黒滝村に「道の駅 吉野路 黒滝物産館」があります 。こんな山中にも関わらず、まさかのコンビニがあります。イノシシの肉を使った料理やこんにゃくなど、珍しい名産品のつまみ食いも楽しめます。
ここでは「ホカ弁」も売っています。その他、おでんなどもあります。芝生の広場もありござを広げてゆっくりお弁当、という楽しみ方もできます。
下には清流も流れていますので、川遊びもたのしめます。
ごろごろ水の採水場での採水にはいろいろな注意事項があります。飲料として飲む水を採水するという性格上、ルールを守って利用しましょう。
個人的な利用のみOKで業務用の取水は禁止されています。業務用の大量の取水はアウトです。 個人で使い切れないような大量の水を汲んでいる人もいますが、この水はろ過や滅菌の処理がされていないので、条件が整うと数日で目に見えないカビが発生します。処理されている水道水とは違うので注意が必要です。
また、ここでは飲料水を汲んでいるので、犬などを車から出すこともやめておいた方がいいでしょう(毛が飛ぶ・糞尿をすると周りは迷惑)。もちろん取水しながらのタバコ も周りの迷惑になるのでやめましょう。これらは常識的なことですが、大自然で気が緩む人もいるかと思います。気をつけましょう。
採水場へ車で行くためには、温泉街を抜ける道しかありません。歩行者も多いので、温泉街の中の道を通るときは特に「徐行」して歩行者に気をつけましょう。 (速度を落とさない車がまれにありますが、非常に危険です)
温泉街を通るときは・・・とにかくゆっくり、安全に・・・、です。
こんな山奥の秘境にも関わらず、意外と混雑します。
また山の天気は変わりやすいので、散策する場合は雨具は必須です。
雨の日でも、雪の日でも、水を汲みに来る人が後を絶ちません。
しかも冬季は注意です。すぐ近くに「スキー場」があるぐらいの豪雪地帯なのです。
冬季はスタッドレスタイヤが必須です。
ごろごろ茶屋にはライブカメラが設置されています。天候は事前にチェックしておいたほうがいいでしょう。
◆ごろごろ茶屋ライブカメラ ⇒ http://5656chaya.iobb.net:50000/CgiStart?page=Single
カメラからは掲示板に書かれた最新情報を見ることができます。(茶屋の営業時間や、スキー場の営業時間、その他の情報)ので、是非見ておくと良いでしょう。
日帰りができない場所ではありませんが、時間に余裕があれば温泉郷で一泊というのも、いいでしょう。
温泉を満喫し、鍾乳洞探検や山の中のモノレールを楽しんだり、川遊び・虫取りをして、帰りに名水を汲んで帰る、というファミリーでの行楽もセットにするといいかもしれません。
100円を入れてボタンを押すと水が出ます。もう一度ボタンを押すと止まります。20リットル&最大5分間で100円です。
若干、ボタンを押してから水が出る・止まるまで時間がかかりますので、ご注意を!!
複数の取水機があります。ホースがつながっています。
下の曽爾高原の機械と同じような機械が複数台設置されています。
車を近くに停められるスペースがあるので、安心です。
曽爾高原では、曽爾高原手前の大きな休憩所(曽爾高原ファームガーデン、お亀の湯、お店などが併設)から、400m程度下ったところに採水所があります。
20リットルで100円です。水はボタンを押すとストップできます。榛原の弘法大師の岩清水と同じシステムです。
車を近くに停めることもできます。
合計3か所の機械が設置されています。
100円を入れてボタンを押すと水が出ます。もう一度ボタンを押すと止まります。20リットル&最大5分間で100円です。
軟水との説明があります。
曽爾高原の手前には、温泉やお店などがあるパーキングスペースがあります。
大きな駐車場もあります。
曽爾高原の水販売所は、そこから少し離れています。
道路付近にあるお店の右側に看板があります。
この方向に400m進めば販売所に到着します。
曽爾高原、お亀の湯の周辺の地図はこうなっています。
曽爾高原を散策して、温泉に入って、温泉のレストランまたはファームガーデンでお食事をして、ちょっとお買い物をして、そして名水を汲んで帰る、というフルコースを楽しんでみるのはいかがでしょう?!