[プリンターの調子が悪いときの対策・インク代節約ノウハウ]

年末年始になると、プリンターの調子が悪くなるものです・・・そんな時の対策法です。

さらにインクを節約するためのノウハウもご紹介します。

 (写真は EPSON PM-G700 もう古いですね・・・)

■まず、プリンタはここにおいてはいけない!!

 ・エアコンのそば ・・・ ローラーが乾燥して、うまく給紙ができなくなることがよくあります。

             ・・・ インクが乾燥して、出なくなることがよくあります。


■給紙がうまくできなくなった時の対策法

 ぐいーーん、ぐいーーん、ぐいーん、・・・エラー点灯

 紙がうまくプリンタに吸い込まれなくてエラー。

 給紙は、紙とローラーの摩擦力で紙を巻き込んでいるので、ローラーの表面にホコリが

 ついていたり、ローラーのゴムがツルツル、カチカチになっていると うまく吸い込めません。

 こんな時は、ウエットティッシュや、霧吹きで少し湿らせたキッチンペーパーなどでローラを

 拭いてあげましょう。うまく給紙できるようになります。

 しばらくすると、また、うまく給紙ができない場合は、乾燥肌につける保湿効果のあるクリームを

 少し付けて拭うと、効果的です。


■PM-700Gのランプが2つとも点滅・・・

 マニュアルを見れば、サポートセンタへ連絡してくださいとのこと。

 しかし・・・ 古いプリンタなので、もう廃棄かな。 ・・・と思い、よくよくプリンタを見ると、一部、黒いクッション材がはがれている。

 もしや・・・ と思い、黒色のテープをそのはげた黒いクッション材のところに貼ってみた。

 すると・・・ 正常に動作。 黒・白の色で状態を判断していたのかな・・・?

 一度、だめもとでお試しあれ。クッション材がはがれていれば黒いテープを貼る。


■詰め替えインクでコストダウン

 インクって高いです。。。 純正の場合、1色おおよそ700〜1000円程度が相場です。

 5〜6色インクの場合、すべて交換すると5000円仕事です。  

これは1式5980円。

3回インク交換すると新しいプリンタが買えます。

インクが高い・・・のか、それともプリンタが安いのか・・・

 そこで、詰め替えインクを活用してコストダウンを図りましょう。

 <注意>詰め替えインクの使用で故障した場合、メーカから無償修理などのサポートは

       受けられませんので、そのリスクを踏まえた上で、利用しましょう。

  ・・・ と、言っても、最近はプリンタの価格も安くなったので、購入して2年以上経過した

     プリンタならば、故障して修理するぐらいなら、新しいプリンタを買ったほうが安いですね。

左から、純正品インク、詰め替え済みインク、詰め替えインク

詰め替えインクでも色々なタイプがあります。

 すでに詰め替えられているタイプ → 便利だけどもあまり安くない(価格はおおよそ純正の80%)

このタイプのインクは詰め替え作業はいりません。

純正インクと同じく、カートリッジを交換するだけで使えます。

発色は若干違いますが、あまり気にしないならば、これを使うと言う手があります。

でも、リサイクルカートリッジを用いている割りに、純正品と比べてそれほど安くありません。

 自分で詰め替えるタイプ → 面倒だけど安い(価格はおおよそ純正の30%相当)

 はっきり言って面倒です。よっぽどうまくやらないと確実に手が汚れます。でも安いのです。

 詰め替えインクには、大きく、 <注入式> と <吸引式> の2種類があります。

吸引式の詰め替えインクキット(3回交換)です。

5980円でした。(純正インク一式と変わらない)

(写真はエレコム THE-32KIT)

 <注入式>・・・ 昔からの詰め替えインクの方式です。

           液体であるインクを、カートリッジに注入します。

           ただし、最近のカートリッジ複雑な構造故か、単にインクを注入するだけでは、

           入らなかったり、液漏れを起こしやすかったりなど、トラブルが発生しやすい方式です。

           あまりお勧めできまません。

 <吸引式>・・・ 注入式ではうまくインクが注入できない最近のカートリッジに対応した方式です。

           注射器のような装置で、インクの噴出し口から吸い込み、後ろにあけた穴から

           インクをカートリッジに注入します。そして、インク使用量をリセッターでリセット。(・・・リセッターは後述)

           これまでの経験上、6色×5回以上交換して利用していますが、インク漏れや目詰まり等の

           トラブルは発生しておらず、面倒なことを除けば、非常に快適に使えております。

吸引式の詰め替えインクキットの中身は、インク、吸引器、リセッター、その他手袋、ナプキンなど、まるで医療用品を思わせるようなものが盛りだくさんです。

これだけの機材が入っても純正インク1回分と価格が変わらない(ネット通販だとこちらのほう安い!)のです。

(写真はエレコム THE-32KIT)


■秘密兵器インクリセッター!

 「インク切れ」ランプが点灯。・・・ でも、カートリッジを振ると、インクのジャブジャブと言う音・・・

 まだインクが残っているのに、交換!!!! もったいないです。

 これは、プリンタが印刷した量でインクの残量を推定しているため、実際のインクの残量と一致して

 いないからです。また、インクが完全になくなると、空気がヘッドに入り、ヘッドが乾燥して詰まって

 しまう原因にもなるので、完全に無くなる手前で、インクを交換するように促します。

 

 ・・・でももったいない・・・。

 

 そんな時のために、秘密兵器、インクリセッター!

吸引式の詰め替えインクキットに含まれています。

これを、インクカートリッジに当てるだけで、リセットされます。

(使用量なのか、カートリッジIDなのか・・・何がリセットされるのでしょうか・・・)

とにかく、カートリッジ的には、新品となるのです。

これを使えば、最後までインクを使い切る・・・ことも可能です。

(もっとも、このリセッターを所有しているならば、インクを詰め替えキットを持っているはずなので、インクを詰め替えたほうが良いのですが・・・)

(写真はエレコム THE-32KIT付属リセッター)

■インクリセッターの電池切れ → 電池交換できます

 参考までに、このリセッターは電池で駆動するため、何度も使うと電池が消耗して使えなくなってしまいます。

 でも、シールをはがすと、ネジが・・・ 開けると、LR41電池が3つ入っていました。

 交換すると再び使えるようになりました。


■通販でインクを買えるサイトなど・・・(インクは、サプライ品、周辺装置にある場合が多い)

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